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第34講座 to不定詞

to不定詞

不定詞は名詞、形容詞、副詞の役割をすることができます。
中でもto不定詞はよく使われ、「to+動詞」で表されます。

前置詞の後ろは名詞が置かれることが普通ですが、
"to"は動詞を従えて、不定詞として扱うことができます。 この「to+動詞」が名詞、形容詞、副詞のどの役割になっているかは、 文中のどの位置で、どのように使われているかを見極める必要があります。

名詞的用法

"to不定詞"を名詞として扱う場合を見ていきます。
これは、動名詞と同じように扱えると考えてください。
主語、補語、目的語などの位置にある「to+動詞」は名詞扱いになります。

動名詞と同じように「to+動詞」だけでなく、動詞の後ろもセットになって名詞句となることを意識してください。上記の例の太字の部分が名詞のかたまりとなっています。

形容詞的用法

"to不定詞"形容詞として扱うには「to+動詞」を名詞の後ろに置きます。

1つ目の例文は"the man"を後ろの不定詞が説明して「助けてくれた人」、
2つ目は"some CDs"を不定詞"to want"が説明して「欲しいCD」、
3つ目は"something"を不定詞"to write with"が説明して「何か書くもの」、
と後ろから名詞に説明をつけ加えています。

次に、"to不定詞"が名詞をどのように説明しているのか考えてみます。
これは、"to不定詞"を仮に文として作るとわかります。

先ほどの例文のでは、上記の内容が含まれていたことを確認してください。
それを「名詞+"to不定詞"」に変換して文に組み込まれているのです。
つまり、"to不定詞"で説明されている名詞は、"to不定詞"の主語や目的語になっているのです。

副詞的用法

"to不定詞"を副詞として扱うには、通常の副詞と同じ位置に置きます。

上記のように副詞としての"to不定詞"は「なぜ」そうなのか、を示すことが多いのです。
もう少し詳しく見て行くと、1つ目の例文は「なぜ勉強するのか」→「目的」、
2つ目の例文は「なぜ悲しかったか」→「原因」、3つ目は「なぜ幸せか」→「根拠」
を"to不定詞"で説明しています。

もう一つ、副詞の"to不定詞"は「結果」を表すことができます。

1つ目の例文は、少年が成長した結果、かっこよくなった。という表現です。
2つ目の例文のように"only to 不定詞"という表現もよく使われます。
これは「(残念ながら)結局〜だった」という意味で、"only"が良くない結果になったことを表しています。

"it"と"to不定詞"

"it"と"to"不定詞は相性のいい組み合わせです。次の例を見てください。

上記の2つの例文は、どちらも、「辞書を用いて英語を勉強することは大切だ。」
という意味です。"to不定詞の句(太字部分)"が全て主語になっているため、
これを1つめの文のように、主語の位置に持ってくると文頭が大きくなってしまいます。

英語では主語が長くなることを嫌う傾向にあるため、仮の主語"it"を文頭に置き、
後から"to不定詞の句"で主語が何か説明する表現がよく使われます。

2つ目の例文は、It is important.(大切なことなんだ)と基本文を簡潔にまとめ、
後から"it"が"to sutudy English with a dictionary"だと言っています。

この文では「to不定詞の意味上の主語」を示すこともよくあります。

上記の例のように、"for+人"か"of+人"で、不定詞の主語を表せます。
"of+人" は「人物評価」をするとき、それ以外は"for+人"を使います。

疑問詞+"to不定詞"

"to不定詞"の名詞表現で、疑問詞とセットにして表すことがあります。

意味は、そのまま疑問詞+"to不定詞"を考えれば問題ありません。
1つ目の例は、"how to use"を「どのように使うか」→「使い方」と考えています。
2つ目は「何をするか」3つ目は「いつ来るか」4つ目は「どこに住むか」という 名詞句を作っています。

"to不定詞"の慣用表現

不定詞を用いた決まった表現がいくつかあります。
中学レベルでも、下記の1・2番目はよく出てくる表現です。

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