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第35講座 動名詞と不定詞

動名詞と不定詞

動名詞と不定詞は、共に名詞としての役割を持ちます。
そのため、これらは動詞の目的語としてもよく使われますが、
動詞によって、動名詞と不定詞で相性の良いものと悪いものがあります。

上記のように、"decide"は"to不定詞"しか目的語に取れず、
"enjoy"は"動名詞"しか目的語に取れない動詞です。これらを正しく
使い分けるためには、まず動名詞と不定詞の特徴について知る必要があります。

to不定詞動名詞
  • 未来志向
  • 動作の実現に対して積極的
  • 意味上の主語は文の主語と一致する
  • 時間的に中立、主に「過去・現在」
  • 動作の実現に対して消極的な動詞は動名詞を用いる

"to不定詞"は、本来"to"の持っている意味がきちんと含まれています。
"to"はどこか目的地へ向かって行くイメージで、「未来へ」「動作の実現へ」
という意味が内包されているのです。"to不定詞"だけを目的語に取る動詞、
"動名詞"だけを目的語に取る動詞を見てみましょう。

to不定詞だけ目的語に取る動名詞だけ目的語に取る
decide〜を決めるenjoy〜を楽しむ
determine〜を決心するpractice〜を練習する
agree〜に賛成するunderstand〜を了承する
desire〜を強く望むappreciate〜を感謝する
hope〜したいと願うimagine〜を想像する
wish〜したいと願うadmit〜を認める
want〜したいと思うavoid〜を避ける
care〜したいと思うconsider〜をよく考える
expect〜するつもりescape〜から逃れる
ask〜を頼むfinish〜を終える
seek〜に努めるquit〜をやめる
promise〜を約束するdeny〜を否定する
pretend〜のふりをするmiss〜しそこなう
refuse〜を拒むpostpone〜を延期する
offer〜を申し出るdelay〜を遅らせる

動名詞と不定詞で意味が変化する動詞

動名詞と不定詞で意味が異なる動詞がありますが、これは先ほどの、 動名詞と不定詞の特徴(特に未来のことか否か)に基づいた意味になります。

(1)try

"try"は「試しに〜」という意味ですが、
"to cook"は「料理を試みる」というだけで、実際料理はしていません。
"cooking"は「試しに料理する」という意味で、実際料理をしています。
未来志向の"to不定詞"の表現と、実行が伴う"動名詞"の表現が感じられると思います。

(2)forget

"forget"は「忘れる」という意味ですが、
"to不定詞"が「未来のすることを忘れる」"動名詞"が「過去にしたことを忘れる」
というように、単純に未来か過去かで使い分けます。

(3)remember

"remember"は「覚えている」という意味です。使い分けは"forget"と同様です。
"to不定詞"が「未来のすることを覚えている」"動名詞"が「過去にしたこと覚えている」
というように、単純に未来か過去かで使い分けます。

(4)regret

"regret"は「残念である」という意味で、
"to不定詞"は「残念ながら〜する」と、やはり未来の事に対しての表現です。
"動名詞"は「〜したことを後悔する」と、過去を残念に思う→「後悔する」
という表現に繋がっています。

(5)stop

"stop"は「止める(とめる・やめる)」という意味で、幅広い表現ができます。
"to不定詞"は「〜するために立ち止まる」という意味で使われます。"stop"が
「立ち止まる」という意味で使われ、"to不定詞"が未来の目的を指示しています。
"動名詞"は「〜するのをやめる」と実際していたことを"stop"するという意味です。

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