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第41講座 受動態

動詞の過去分詞形

動詞の変化は、原形、過去形、過去分詞形があります。
動詞の過去分詞形「〜される」という意味を持ち、形容詞的な働きをします。
過去分詞の規則変化は過去形と全く同じで"ed"を付けます。

過去形・過去分詞形の作り方(edの付け方)
多くの単語は+edplay→played、watch→watched
語尾がeの単語は+duse→used、like→d
語尾が短母音+子音字の単語は
最後の字を重ねて+ed
stop→stopped、plan→planned
語尾が子音字+yの単語はyをiに変えて+edstudy→studied、carry→carried
語尾がcの単語は+kedpanic→panicked、picnic→picnicked
不規則変化do→done、go→gone

※3項目の例外:look→looked、visit→visited

不規則変化する過去分詞形はこちらにまとめてあります。→ 不規則動詞の変化表

受け身の文

受動態は受け身を表す文です。これまでは「主語が〜する」という文を作ってきましたが、ここでは動詞の過去分詞形を使って「主語が〜される」という文を作ります。

主語+be動詞+過去分詞 「主語が〜される」

上記の通り単純なbe動詞の文です。過去分詞形が「〜される」という意味を持ちますが、形容詞的な役割になるため、be動詞が必要なわけです。これは進行形(動詞ing)と同じ考え方です。さらに「主語が"誰に"〜される」という、動作を及ぼす主を表すこともできます。

1、2つ目の例文は先ほどの文に行為者を付加した文です。行為者は"by〜"で表すことができますが、3つ目の例のように、行為者ではない場合には他の適切な前置詞を用いる必要があります。"by〜"で行為者を示した場合、それを主語として、能動態の文に書き換えることもできます。

このように受動態より能動態が自然な場合があります。受動態を使う場面としては、行為者(主語)が不要な場合や、話題の焦点を合わせたいときに使います。そして、もう一つ重要なことは、能動態の目的語は受動態の主語になるということです。下記の例文を見てください。

1つ目の能動態の文ですが、"told"という動詞は「話す相手」と「話す内容」を目的語に取ることができます。つまり、それらを主語にして、受動態に書き換えることができ、それが2、3番目の例文になっています。3番目の「物」を主語にしたとき"to me"と「人」の前に前置詞を付けるのが一般的です。他の例文も見てみましょう。

1つ目の例文は否定文ですが、通常のbe動詞の文と同様です。2つ目の文は疑問詞を用いた文で、ここでは主語が問われています。3つ目は助動詞が使われています。助動詞の後ろは動詞の原形が来るため、"助動詞+be+過去分詞"となります。4つ目の文は受け身の進行形で"be動詞+being+過去分詞"となります。

get+過去分詞

be動詞の代わりにgetを用いて受動態を作ることもできます。
これはbe動詞より「変化している」ということが表現されます。

上記のように、逮捕されるまでの動きなどが"get"によって表現されています。

受動態の頻出表現

1つ目の例の"kill"は「殺す」という意味の表現です。受動態では、もちろん「殺される」という意味でも用いられますが、事故などで死ぬときも"be killed"が使われます。"die"は人為的ではない、病気や衰弱死などのときに使います。2、3つ目の例は作られるという表現ですが、素材が加工されずそのまま使われているものは"of+原料"、素材が加工されて作られた場合は"from+原料"と表します。

受動態と感情表現

"surprise"の意味を「驚く」と勘違いして覚えている人がたまにいますが、本当は「〜を驚かせる」という意味です。英語にはこういった 「〜に感情を持たせる」という動詞が多くあり、受身"be surprised"にして「驚く」という表現になります。

上記の2つ目の例のように"surprise"を受身で使うと「(主語)が驚かされる」→「(主語)が驚く」との意味になります。 英語では、何かに影響を与えられて感情が生まれると考え、感情を受身表現で表すことが多いのです。 また、"surprise"であれば通常"at"以下に原因を表す等、動詞によって相性の良い前置詞があります。

他に「感情を〜させる」という動詞は下記のようなものがあります。

感情を与える動詞
surprise〜を驚かすamaze(酷く)〜を驚かす
astonish(飛び上がる程)〜を驚かすexcite〜を興奮させる
thrill〜をぞくぞくさせるupset〜の心を乱す
annoy〜をいらいらさせる、悩ませるirritate〜をいらいらする
scare〜を怯えさせるfrighten〜を怖がらせる
mover〜を感動させるimpress〜に感銘を与える
delight〜を喜ばせるplease〜を喜ばせる
amuse〜を楽しませるrelieve〜を安心させる
discourage〜を落胆させるdisappoint〜を失望させる
depress〜を落ち込ませるconfuse〜を混乱させる
embarrass〜を辱めるinterest〜に興味を持たせる
tire〜を疲れさせるbore〜を退屈させえる

これらは主語が「感動した。」「楽しい。」と言う時は、
受身で"I'm moved."や"I'm amused."と言います。

ここで、形容詞で感情を表す単語を思い出してください。
"sad"「悲しい」"angry"「怒って」という形容詞での感情表現は、
"I'm sad."や"I'm angry"と表しますよね。

つまり、感情を表す過去分詞と形容詞は、同じように使うことができるわけです。

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