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英語の勉強方法

英語の勉強方法についてまとめました。書籍等の知識や個人的な経験から記述してありますが、あくまでもひとつの考え方として参考にしていただけると幸いです。

目標をはっきりさせる

英語を勉強する前に必ず目的をはっきりさせましょう。英語学習はやろうと思えばいくらでもできるので、自分の目的に合わせて必要な勉強を優先的にするべきでしょう。例えば単語・文法は必ずしも隅々まで知っておく必要はありません。

ある人が「海外旅行は"Yes・No"とジェスチャーだけでなんとかなる。」と言っていましたが、あながち間違いではないと思います。今はPCやスマートフォンがあるため、翻訳ツールやインターネットを簡単に利用できますし、実際私も初めて海外に行ったとき殆ど英語がわかりませんでしたが、なんとか暮らしていけました。私の知り合いに「文法はよくわからないけど、英字新聞は読める。」と言っていた人もいました。海外に住んでいたらしいので、おそらく感覚的に英文がわかるのでしょう。

目的はなるべく具体的であるとより良いと思います。例えば海外旅行のためにしても、ある程度現地の人とコミュニケーションを取りたいとか、英語でスムーズに会話できるようになりたいとか、英語圏に住みたいとか、もちろん受験やTOEICで高得点を目指すなど、そこから自分の勉強すべき内容が見えてくるはずです。下記に勉強法の例を挙げてみます。あくまで大まかなものなので、最終的には自分にあった勉強法を自分で見つけましょう。

  • 海外旅行のための勉強
    基礎的な英会話本や、海外旅行用の英語本等で勉強する。もっと具体的に言うと、空港での英会話、ホテルでの英会話、ショッピングの英会話等を重点的に勉強する。
  • 海外に住むための勉強
    文法基礎をしっかり固める。日常会話でよく使われる表現の学習、日常会話的なリスニング、英会話学校の活用
  • 受験のための勉強
    概ねの全ての文法理解、受験頻出の単語暗記、英文読解の勉強、塾や予備校の活用
  • TOEICのための勉強
    概ねの全ての文法理解、TOIEC頻出の単語暗記、TOEIC英文読解の勉強、TOEIC専門書の活用、TOEIC用のリスニング
  • 英語教師、英語専門家のための勉強
    細かい部分まで、なるべく多くの英語をインプットする。
  • 英語学習のサイクル

    英語学習の基本は以下の4項目です。

    1. 文法の学習
    2. 単語の暗記
    3. リーディング&リスニング(&スピーキング)
    4. (ライティング)

    初めに「1.文法の学習」をして、あとは「2.単語の暗記」と「3.リーディング・リスニング」をひたすら繰り返すというのが、一般的に適切な学習サイクルです。これらは完全に分離する必要はなく、はじめの文法学習のときに、必要な単語は平行して覚えて行くと良いでしょう。

    「1.文法の学習」は自分の目標に合わせて学ぶ量を決めましょう。日常英会話であれば中学の文法を知っていれば十分ですし、細かい部分は必要に応じて後から覚えればいいので、初めに一から十まで文法を知る必要はありません。

    「2.単語の暗記」は次の項目で詳細を説明します。 「3.リーディング&リスニング」はとても重要な学習方法です。言語を学ぶ上で最も大切な要素がインプットとされています。どれだけその言語を聞いて、読んで、触れられるかが言語習得のポイントです。一方、アウトプットはインプットほど重要ではないとされており、「3.スピーキング」は必須の学習ではありません。もちろん合わせて練習すると効果があり、英会話を目的とする人は必須です。

    「4.ライティング」は普通の学習者は行う必要がなく、大学受験等で必要な一部の人だけで良いのです。これで「読む・聞く・話す・書く」という4つの技能で、「書く」技能は使う場面が非常に限られるためであり、現代ではパソコンがあることも、書く必要性を低下させています。また、アウトプットと言う点でも「スピーキング」の方が効果的と思われます。

    英単語の覚え方

    英単語で覚えることは、見た目と意味と発音です。「見た目」というのは英語の綴りではありません。つまり単語を見た(発音を聞いた)ときに、意味が頭に浮かんでくる状態にすることが、単語を覚えるということです。 英語の正確な綴りは、意味や発音が頭に入ってから、余力があれば覚えるくらいで十分です。理由は、英語を使う上で、綴りを覚えるメリットが少ないからです。

    そして先に述べた勉強の目的によって、この単語暗記の目的も異なってきます。受験勉強のためであれば、英語を見た(聞いた)ときに日本語に変換できればいいのですが、英会話のためであれば、英語を聞いた瞬間に意味をイメージするまで単語を暗記する必要があります。日本語に変換して時間がかかってしまうと会話に置いて行かれます。 具体的な暗記のポイントは下記の3つです

    • 中心義(コアミーニング)から覚える
    • 1語に時間をかけず、多くの単語を覚える
    • 忘れても気にせずもう一度覚える

    まず、英単語には、1つの中心の意味から他の多くの意味に広がり、使われているものが多くあります。沢山の意味を持っている単語は、日本語で1つ1つの意味を覚えていくと大変です。そのため中心となる意味、すなわち中心義から覚えていく方が効率が良いのです。

    上のポイントの2つ目と3つ目は繋がっています。はっきり言って、単語1度は覚えても忘れます。忘れたからといって、気にする必要はありません。忘れて、また覚えて、忘れて、今度は思い出して・・・そういって繰り返していくことで、完璧に覚えることができるのです。つまり、結局長い時間をかけて何度も覚えないと記憶に定着しないため、1つの単語に時間をかけて覚えるより、できるだけ多くの単語に触れて、その回数を増やすことが重要なのです。

    具体的に効率の良い方法の一つとして、1日に100〜200個覚えることをおすすめします。1週間で1000個ぐらいの単語を覚える計算ですが、もちろん覚えれるはずがありません。大事なことは、それを毎週繰り返すことです。記憶への定着を考えると5日周期ぐらいで繰り返し覚えることがベストだと言われています。1つ1つをしっかり覚えたつもりでも、単語に触れる回数が少ないとあっさり忘れてしまうので、大量の単語を短い周期で何度も触れることが、最も効率のよい暗記方法だと言われています。

    英語暗記は筋トレとも言われていますが、まさにその通りで、腕立てや腹筋と似たようなものと考えてください。2、3日やっただけではあまり変化がなく、継続して行うことで確かな筋肉がついてくるのです。そして、筋トレはしんどいです。人によっては体を動かすことは苦にならないとか、暗記は苦にならないとかいう人もいますが、そうでない人の方が多いと思います。継続こそが最重要と考えましょう。

    英語学習と発音

    英語をある程度真剣に学ぼうという方には、発音から勉強することをおすすめします。なぜなら言語学習において、発音は極めて重要だからです。これは英語に限らず他の全ての言語に共通しますが、英語ではとくにそれが顕著です。誤った英語の発音では、英語話者は全く理解できないことがあります。

    例えば「ア」という発音は英語で4つありますし、英語には声を出さず、息だけの無声音というものがありますし、RとLの発音、thの発音も日本人にとっては難しい発音であったりするため、正しいと思っていても、英語の発音として成立していないことが多々あるのです。また、日本人特有のカタカナ発音が英語発音の弊害になったりします。例えば玉ねぎの外来語である「オニオン」は、実は英語発音では「アニオン」で、一文字目は完全に”ア”と言っているのです。

    対して日本語というのは、発音が変でも問題なく通じることが多いのです。外国人が話すような、なまりのある日本語は、日本人の方ならなんとなく想像がつくと思いますが、日本語の意味としては理解できることが殆どだと思います。(まあ、逆に日本語は細かな文法が難解ですが・・・)

    また、発音はリスニングにも影響します。自分が正しく発音できれば、その音を聞いたときにも理解しやすいのです。このように、発音の土台をはじめにきちんと作っておくことで、言語の理解がより深まります。

    あとは、英語の発音は2種類あることを知っておくことが重要です。2種類とはアメリカ英語とイギリス英語のことではありません。ナレーション英語と日常会話英語です。TOEICのリスニングで高得点を取っても、日常会話がわからない人がいるのはこれが理由の一つです。TOEICなどのリスニング教材の音声はナレーション英語です。これは粒の揃った綺麗な発音で英文が話されますが、実際の日常会話は文の一部が省略されていたり、単語が繋った音に聞こえたり、弱系と呼ばれる省略した単語の発音が使われたりします。更に会話が速い。英会話を目的とした人は、自然な英会話の発音に慣れる必要があることを認識しておいてください。

    英語を話せるようにするには

    英語を学ぶ上で、多くの人の目標となるのが英会話であると思います。英会話は難しいように感じられますが、そんなことはありません。ネイティブの英語をまねして、英語を話すようにすれば、誰でも英語は話せるのです。海外に滞在することで英語が話せるようになるのは、ただ現地人の英語をまねして、英語を話すようにしているだけです。しかし、海外に行っても、現地人とコミュニケーションを取ろうとしない人は、英語力が上がらない人もいます。

    日本にいても英語は話せるようになるという、英語講師は沢山います。私もその一人です。ただ、日本では当然日本語だけで生活できるので、やろうという気持ちと努力、継続性がない限り、英語を話すことはできません。それができない人は、やはり海外で英語を強いられる生活環境に身を置くのがベストでしょう。

    英語学習で最も大切なこと

    さて、色々と述べた後でこんなことを言うのもなんですが、勉強なんて自分の好きにやればいいのです(笑)

    結局最も大事なことは「学習を続けること」なのです。

    私は単語を覚えるのが嫌いです。かと言って、文章を読んでいて知らない単語が出るとやる気が落ちます。リスニングをずっとしていたのに、全然理解できなずに落ち込んだこともありました。できている他人と比べて、自分は言語習得能力が低い人間だろうと絶望したこともありました。しかし、波はあったものの続けました。続けた結果、少しずつ英語がわかるようになってきました。

    「英語なんて言葉だ、やれば誰だってできる。」と某有名英語講師が言っていましたが、たぶんそうだと思います。事実、現代に言葉を話せない人間はほとんどいないのですから。ただ、1・2年で英語ができるなんて思わない方がいいです。実際1・2年で驚異的な実力をつける方はいますが、そこにはやはり、その人の才能だったり、恵まれた環境だったり、凄まじい努力であったり、なにか良いきっかけがあったり、何かがプラスされて英語力が急成長したのです。

    「海外に行って1週間ぐらいで言葉は理解できた。」「1年で英語の日常会話ができるようになった。」「2年で通訳になった。」輝いている成功者がクローズアップされることは当然で、私たちはそういった人ばかり目がいってしまいますが、赤ちゃんは生後一年くらいで1単語話せるようになり、三歳くらいでやっと単語を繋げて発言するようになります。もちろん大人と子供の違いはありますが、言葉の習得とはやはり、膨大な時間が必要なのです。

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